神経障害性疼痛には鍼と牛車腎気丸

私の周囲にはゴルフを趣味として楽しんでいる方が多く、腰への負担の影響もあるのか、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症による痛みやしびれに悩まれている方をこれまで数多く見てきました。中には手術を受けても症状が再燃し、複数回の手術を経験された方もいらっしゃいます。

そのような方々に鍼を行う機会があり、痛みやしびれの軽減につながる場面を少なからず経験してきました。
私自身、腰椎分離症があり、脚の痛みやシビレが出ることがありますが、鍼をすることで症状が劇的に軽減します。

ヘルニアや脊柱管狭窄症による痛みやしびれは、単なる機械的圧迫だけでなく、神経周囲の血流低下や炎症、さらにはミクログリアと呼ばれる細胞の活性化など、さまざまな要因が関与していると考えられています。

近年の研究では、鍼刺激には血流改善や神経障害性疼痛に関与するミクログリアの働きを調節する可能性が報告されています。また、体内にもともと備わっている痛みを抑える仕組み(内因性オピオイド系)に影響を与えることも、鍼の鎮痛メカニズムの一つとして研究されています。

漢方薬の牛車腎気丸についても、内因性オピオイド系に影響を与える可能性が基礎研究で示唆されています。

当店では、このような研究知見も参考にしながら、患者さん一人ひとりの状態に応じて、鍼灸や漢方を組み合わせた施術を行っています。

※これらの作用機序の多くは基礎研究によるものであり、治療効果には個人差があります。

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